みんなの日本語の9課についてお探しですね。

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【教案決定版】『みんなの日本語』初級(6課〜9課など)の授業の進め方・教案・活動案まとめ

日本語教師として教壇に立つとき、『みんなの日本語』の6課から9課あたりが、実は一つの山場なんです。

動詞の基本から始まって、あげます・もらいますといった授受表現、形容詞、そして「好き・上手」といった新しい文型が次々に出てくるので、「どう教えたらいいんだろう…」と悩む先生も多いのではないでしょうか。

この記事では、明日の授業ですぐに使える導入のコツや、学習者がつまずきやすいポイント、さらにはクラスが盛り上がる活動アイデアまで、まとめてご紹介します。

授業準備の負担を少しでも減らして、自信を持って教室に向かうためのヒントにしてくださいね。

1. 『みんなの日本語』初級(6課〜9課など)を教える際の基本戦略

『みんなの日本語』初級の6課から9課は、学習者が日本語の基本的な文の作り方を身につけるための、とても大切なステップです。

それまでは「これは本です」「私は学生です」といった名詞文が中心でしたが、ここから一気に世界が広がります。

動詞を使って動作を表現したり、形容詞で状態や気持ちを伝えたりと、できることがぐんと増えるんです。

ただ、その分情報量も多いので、教師が文法の説明ばかりしていると、学習者は消化不良を起こしてしまいます。

この時期の授業で一番大切なのは、文法ルールの説明と、実際に使ってみるコミュニケーション活動のバランスです。

たとえば「〜を食べます」とか「〜が好きです」という文型は、学習者自身の日常生活や好みに直接関係するので、「自分のことを話したい!」と思えるような工夫が欠かせません。

新しい言葉や文型を教えるときは、言葉だけの説明に頼らず、絵カードや実物、それから先生自身のちょっと大げさなジェスチャーもフル活用して、目で見てわかるように伝えるのが効果的です。

また、この段階の学習者はまだ知っている単語が少ないので、言いたいことがうまく日本語で表現できなくて、もどかしく感じることもよくあります。

だからこそ、先生は適切なタイミングで助け舟を出しつつも、できるだけ「先生がしゃべりすぎない授業」を心がけましょう。

学習者が話す時間をたっぷり確保して、間違えても安心して発言できる雰囲気を作ること。

これが、この時期の教案作りで一番大事にしたいポイントです。

2. 【6課・7課】動詞の基本と手段・授受表現の教え方と活動案

6課では「〜を〜ます」という他動詞の基本文型が出てきて、7課では「〜で〜ます(手段)」や「あげます・もらいます」といった授受表現を学びます。

ここでの目標は、学習者が自分の毎日の行動を具体的に説明できるようになることです。

6課を教えるときに大事なのは、助詞の「を」と「で(場所)」の使い分けをはっきりさせることです。

たとえば、「ご飯を食べます」と「食堂でご飯を食べます」というように、何をするのか(対象)と、どこでするのか(場所)をセットにして、何度も練習します。

ここでおすすめの活動は、週末の予定や昨日したことをクラスメート同士で質問し合うペアワークです。

「昨日、どこで何をしましたか」というシンプルな質問でも、お互いのリアルな情報を交換できるので、クラス全体が活気づきますよ。

そして7課の授受表現(あげます・もらいます)は、多くの学習者がつまずく難関です。

誰が誰に何かをしているのか、視点の置き方が母語と違うことがあるからです。

この部分を教えるときは、先生と学生の間で実際に消しゴムやペンなどをやり取りしながら、「私は〇〇さんにペンをあげます」「私は〇〇さんにペンをもらいました」と実演するのが一番わかりやすいです。

図を描くだけじゃなく、実際に体と物を動かすことで、助詞の「に」が示す方向性を直感的に理解してもらえます。

3. 【8課・9課】形容詞の導入と「好き・上手・わかる」の指導ポイント

8課からは形容詞(い形容詞・な形容詞)が入ってきて、9課では「〜は〜が好きです」「〜が上手です」「〜がわかります」といった、対象を「が」で示す構文が登場します。

これらの課は、学習者が自分の気持ちや得意なこと、好みを表現できるようになるので、すごく盛り上がりやすいんです。

ただ、その反面、助詞の使い間違いが多発するポイントでもあります。

9課の「好きです・嫌いです」を教えるときは、まず食べ物やスポーツなど、学習者が興味を持ちそうなトピックの絵カードをテンポよく見せていきます。

ここで気をつけたいのが、「嫌いです」という言葉の強さです。

日本語の「嫌い」は、相手に対してかなり直接的で強い拒絶のニュアンスを与えることがあるので、代わりに「あまり好きじゃありません」という表現をメインで使わせる方がおすすめです。

そうすることで、角が立たない自然な日本語のコミュニケーションが身につきます。

それから、「〜が上手です」の指導にも独特の配慮が必要です。

日本の文化では、自分自身について「私は絵が上手です」と自己評価するのは、ちょっと不自然に聞こえることを学習者に伝えましょう。

だから、他の人を褒める場面に限定して練習するのが基本です。

さらに、「わかります」と「わかりました」の違い(今わかっている状態と、相手の話を理解したという返事の違い)についても、授業中のやり取りの中でこまめに訂正して、正しい使い方を定着させていきましょう。

4. 授業を定着させる実践的活動案と「練習C」の応用テクニック

文型の導入と基本的な練習(練習A・練習B)が終わったあと、それを実際の会話にどうつなげるかが、先生の腕の見せどころです。

『みんなの日本語』に載っている「練習C」は、ただの文型の置き換えじゃなくて、実際のコミュニケーション能力を育てるための宝庫なんです。

練習Cを使うときのコツは、教科書のイラストや指定された言葉の通りに発話させるだけじゃなくて、学習者自身の本当の情報に置き換えて会話を発展させることです。

たとえば、9課の「どんなスポーツが好きですか」というやり取りなら、そこからもう一歩踏み込んで「どうしてですか」「いつスポーツをしますか」と、これまでに習った疑問詞を組み合わせて会話を広げるように促します。

こうやって、決まった枠組みから少しだけ自由度を持たせることで、学習者は「自分のことを伝えられた!」という達成感を得られるんです。

さらに、授業の仕上げとして「インタビュー活動」や「ビンゴゲーム」を取り入れるのもおすすめです。

クラスメート全員に「どんな映画が好きですか」と聞いて回って、同じ趣味の人を見つけるゲームなどは、教室を動き回るのでリフレッシュ効果もあって、初級クラスのモチベーション維持にぴったりです。

こうした活動を通じて、文法知識を「知っている」状態から、実際の会話で「使える」状態へと引き上げること。

これが、教案づくりの最終的なゴールです。

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